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妖(あや)しの月に~光と闇の王~【第二部 光の王】

第1章 闇

 叫ぶと、内官の歩みが止まった。首だけをねじ曲げるようして振り返り、白い歯を見せ、微笑む。大きく頷くと、そのまま立ち去っていった。

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