テキストサイズ

ガーディスト~続編~

第5章 ハロウィンの夜に(前編)

「………子供が覗いてた」



「子供?」



「多分…子供の幽霊」



「え!? あんた、見えるの!?」



「見えなきゃボディーガード出来ねぇだろ」



ふうっと護は息を吐いた。



(美夏のやつ、俺をなんだと思ってんだ)



「その子供さぁ、多分一番下の弟が毎回見る幽霊だと思う」



「…え?」



「ただいまー!!」



その時、再び玄関で声がした。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ