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ガーディスト~続編~

第5章 ハロウィンの夜に(前編)

着替え終わった秋人は、居間でドーナツを食べていた。



「おいしいか?」



「うん!」



口いっぱいにドーナツをほうばる秋人の姿を、護は優しく微笑みながら見つめた。



その姿を無言で見つめる美夏。



(なんか思ったよりこいつ、子供の扱いに慣れてるんだよね…兄弟とかいるんかな?)



…ハッ。
あたしってば、何考えてんの?
こいつに興味持つなんて…
ありえない、ありえな~い!!



美夏は首を左右に振った。



「なんだ?いきなりどうしたんだ?」



「は!? なんでもないよ!!」



美夏は、秋人がドーナツを食べ終えたお皿をキッチンに片付けに行った。



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