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ガーディスト~続編~

第1章 死んでもストーカーする男(前編)

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「…では、今日から24時間警護でよろしいですね?」



「ええ、よろしくお願いします」



「失礼ですが、そのストーカー男とは面識はありますか?」



「ないわよ、だから気持ち悪いの」



女性は眉間にシワを寄せた。



「わかりました。では早速準備致しますので、少々お待ちください」



そう言って圭吾は書類を持って、個室を後にした。




デスクに座っている祐司と護に「依頼だ」と一声かける。
祐司と護は一瞬で真剣な目つきになり、圭吾のもとに歩み寄った。




「依頼人の名前は、青木綾さん。一週間前から、見知らぬ男にストーカーされてるようだ。なので今日から2人体制で24時間、交代で警護する。まずは今から俺と祐司、深夜に護と交代。念のため防刃チョッキを着用すること。以上」



「「了解」」




オフィス内が張り詰めた空気に変わる。
圭吾と祐司は防刃チョッキを身につけた後、特殊警棒、無線機、催涙スプレー、ライトを装備した。




その様子をつばきは、遠目からこっそりと見つめていた。




(…かっこいい…)




もうこの光景を何回見ただろう…

男性が真剣に働く姿は、いつ見ても惚れ惚れしてしまう。
まるで某ドラマのよう。
いや、ドラマよりもかっこいい(かも)。





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