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ガーディスト~続編~

第1章 死んでもストーカーする男(前編)

準備し終えると、祐司はつばきの方に振り向いた。



「行ってくる」


「気をつけてね」



祐司は優しい瞳で微笑んだ。
つばきも満面の笑みで送り出す。
いつの間にかこれが2人の日課になっていた。




「じゃあ行きましょうか」




依頼人の青木綾を引き連れて、圭吾と祐司は事務所を出て行った。






「行っちゃった…」



つばきは寂しそうに呟いた。



どんなに毎日会っていても、目の前からいなくなると急に寂しくなる。

祐司の存在がどんなに大きいか、思い知らされるのだ。





「なぁ、つばきちゃん…」



護が声をかける。



「なに?まもちゃん」



「2人はもうやったの?」



「……」



突然の問いに、思考が停止するつばき。



「さっき給湯室で何やってたんだよぉ?」



護はニヤニヤしながら言った。











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