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ガーディスト~続編~

第6章 ハロウィンの夜に(後編)

「うわああぁぁぁぁん!!!!!!」



その時、家の中から秋人の叫び声がした。



「秋人!?」



尋常ではない叫び声に、護は血相変えて家の中に入って行く。



廊下を走り寝室のドアを開けると、そこには目だし帽を被った男の姿があった。



秋人と春陽は壁際で小さくなってかたまっており、柊哉は襟元を男に掴まれている。



「な…にやってんだ、テメェ!!」



男が拳を振り上げるより先に、護は男の胸倉を掴み殴り飛ばした。



勢いよく男の身体は壁に当たる。



「ぐぅ!!」



男は苦しそうな声を漏らした。



護は構わず男の胸倉を掴み、身体を壁に叩きつける。
そして一気に目だし帽を剥ぎ取った。



男は見たこともない若造だった。
「許してください…」と言いながら、護に請うような目を向けている。



「ふざけんじゃねぇ!!
テメェにとっちゃ大したことなくても、こいつらにとってはトラウマになるほど恐怖になんだ!!」



護は男の胸倉を掴み、床に向けて引っ張った。



「こいつらの前で謝れ」



そう言って、床にへばりつく男の頭を掴んで床に押しつけた。



「謝れ」



「…も、申し訳ございませんでした…」



「声が小せぇ!!」



「申し訳ございませんでしたぁぁ!!!!」




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