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ガーディスト~続編~

第7章 視えない男(前編)

事務所の中に入ると、つばきが笑顔で出迎えてくれた。



「こんにちは~」



「あ…ど、どうも」



思ったよりも明るい雰囲気に、男は戸惑う。



「こちらへどうぞ」



祐司は男を相談室に案内した。
ソファーに座らせると、紙とペンを渡す。



「わかる所だけでけっこうですので、ご記入お願いします」



男は言われるままに、『警護依頼書』に記入をし始めた。



コンコン



「失礼します」



陽気な声が響いた。
扉が開かれると、緑茶の香りが漂う。



「どうぞ」



つばきは、机の上に温かい緑茶が入った湯飲みをソッと置いた。



「ありがとうございます」



男が礼を言うと、つばきはニコッと笑った。



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