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ガーディスト~続編~

第7章 視えない男(前編)

「やぁ、お疲れ様」



相談室から出ると、ちょうど外から乙姫が帰ってきたところだった。



「お疲れ様です」



「依頼かい?」



祐司は警護依頼書を乙姫に渡した。
乙姫はザッと目を通すと、



「今回は遠出だね。つばきちゃん」



「は…えっ!?」



急に名前を呼ばれて、つばきは慌てて返事をする。



「祐司くんのサポート頼むよ」



「へっ?あたしがですか!?」



それには祐司も驚いた。



「今回は、祐司くんとつばきちゃんで頼むよ」



特に理由は言われず、祐司は納得がいかない様子だ。



「社長…なぜつばきも一緒なんです?」



「そ、そうですよっ!あたしがいたら足手まといになっちゃいます…」



祐司はつばきをチラリと見た。



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