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ガーディスト~続編~

第8章 視えない男(中編)

「…何を…したの?」

「除霊」

「…え?背中叩いただけで?」

「ああ」



(除霊って…もっと何かお経唱えたりするもんなんじゃないの?あれだけで除霊できるなんて…この人一体何者なの?)



つばきが不思議な顔で見てると、男は二ヤッと笑った。



「除霊したのはオレじゃない、オレに降臨した神だからな」



「!!」



(この人、ほんとに…神様を降臨させることができるんだ…)



つばきはゴクッと唾を飲み込んだ。



「明くん、明くん!」



浅井は少年に駆け寄り、呼びかける。



「う…うぅ…」
「明くん!」



少年は額を押さえながら、ゆっくりと起き上がった。



「…あれ…僕…なんでここに…?」



周りを見渡してから、浅井の方を見る。



「…おじさん?どうしてここにいるの?」




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