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ガーディスト~続編~

第1章 死んでもストーカーする男(前編)

顔を上げると、長い黒髪をひとつに束ね、白いスーツを着こなした女性が、にっこりと微笑みかけていた。







女神…








男はぼんやりとその姿を見つめた。





「これ良かったら使ってね。返さなくていいから」




女性は自分の鞄から白いハンカチを取り出し、少し屈んで男の前に差し出した。





「…あ…」





お礼を言おうとするが、声が出ない。





「ここに置いておくね」





女性はハンカチを男の鞄の上に乗せ、
そのまま去っていく。





「……」





男はハンカチを手に取り、女性の後ろ姿を見送った。








見つけた…

僕の女神…














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