ガーディスト~続編~
第2章 死んでもストーカーする男(後編)
「あ…あ…」
恐ろしさで震えあがる綾の側にひざまずき、祐司はストーカー男を睨み付けた。
ストーカー男は祐司の姿に気付くと、ゆっくりと口を動かした。
『き』
『け』
『ん』
「…危険?どういうことだ?」
祐司が聞き返すと、ストーカー男は人差し指を真下に向けた。
「なんだ?どういうことだ?」
今度は護が聞き返す。
だがストーカー男は無表情のまま、すうっと消えてしまった。
「き…消え…」
綾は力強く祐司の袖を掴んだ。
「…大丈夫ですか?立てますか?」
祐司は頷く綾の腰を片手で支えつつ、その場に立たせた。
「風邪をひきますので、とりあえず服を着てください」
そして上着を脱いで綾の肩に羽織らせる。
「……」
次第に落ち着きを取り戻した綾は、ぼんやりと祐司を見上げた。
恐ろしさで震えあがる綾の側にひざまずき、祐司はストーカー男を睨み付けた。
ストーカー男は祐司の姿に気付くと、ゆっくりと口を動かした。
『き』
『け』
『ん』
「…危険?どういうことだ?」
祐司が聞き返すと、ストーカー男は人差し指を真下に向けた。
「なんだ?どういうことだ?」
今度は護が聞き返す。
だがストーカー男は無表情のまま、すうっと消えてしまった。
「き…消え…」
綾は力強く祐司の袖を掴んだ。
「…大丈夫ですか?立てますか?」
祐司は頷く綾の腰を片手で支えつつ、その場に立たせた。
「風邪をひきますので、とりあえず服を着てください」
そして上着を脱いで綾の肩に羽織らせる。
「……」
次第に落ち着きを取り戻した綾は、ぼんやりと祐司を見上げた。