テキストサイズ

ガーディスト~続編~

第2章 死んでもストーカーする男(後編)

───────────────
─────────────







ハァ…ハァ…





「あ…ぁ…」





薄暗い部屋で、男の息遣いと女の喘ぎ声が響き渡っていた。





2人の影が動くと、ギシギシとベッドが軋
む。





「あっ……いぃ……もっと…!」





淫らに腰を動かす女。





それに答えるように、男は激しく腰を打ちつけた。





「あっ…綾、綾、もう出るっ」





男はブルッと身体を震わせた。





「ああんっ…潤のが…きてるぅ…!!」








ハア…ハア…










「中出しして…良かった?」





「…うん」










事が終わって、潤は枕元の電気をつけた。





「なんだ…やっぱピル飲んでたんじゃねぇか。脅かしやがって…」





「…なんの話?」





「…は?なんの話って、お前…」





そこで潤はハッとする。





目の前にいる女を直視する。





「あれ?お前…」





潤は大きく目を見開いた。









「…綾じゃねぇな?」












ガッ
















ストーリーメニュー

TOPTOPへ