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精霊と共に 歩睦の物語

第7章 夏の剣道大会…

「土居君。去年のオレと同じだと思っていたら、バカを見るよ」
 北沢はフッと鼻で笑って去っていく。

 歩睦は北沢の背中を見送る。

「なんだぁ、感じ悪ぅ」
 涼がムッとした顔をしている。

「ほら、次は涼の番だよ、頑張れよ」
 歩睦は今にも怒っていきそうな涼をなだめながら、試合の方に誘導する。



 部活の仲間は、勝った!負けた!と和気藹々と大会を楽しんでいる。






 歩睦はあと一勝で…優勝する。

 そして、北沢賢人も…同じ……

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