自殺旅行
第3章 独房生活
夕食を終えて歯磨きしたら独房へ・・・・・・保護室施錠。夕方六時半頃。今まで通りだったら暇だ~~! って、なってたけど・・・・・・今日からはペンがある! 紙がある! 紙とペンと言っても私物のパンフレットですが・・・・・・。この県の。あの日詣った神社・仏閣の。・・・・・・懐かしいわ~~~。
外を救急車が通る。
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
救急車の音声が聞こえる度に『HRちゃん』が返事をする。
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
律儀に応え続ける。
二十五日目
朝から早速ロビーへ。今日から食事は食堂で他患者と一緒に食べる。
水筒ゲット! 税込み105円です。
「じゃあこれで名前書いてくださいね~」
看護師にマジックを手渡され、水筒に名前・・・・・・は嫌いなので絵を描きました。ドクロの絵です★ 私のだと判ればよし!
昨日に引き続き色々観察。結構みんな気軽に話し掛けてくる。
二十代の女性がゆっくりと近付いてきて『初めまして『HY』です。よろしくお願いします』と書かれた紙を貰った。この紙が可愛い♪ パンダの形に折られた折り紙だ~。今でも持っていますよ『パンダちゃん』。
『MK』と言う坊主頭のおっちゃんがよく話し掛けて来るのだが、訛りと喋り方と『アレ』なのも相まってほとんど何を喋っているのかが解らない☆
私がロビーの端の端でしゃがんで考え事をしていると『MK』が部屋から出てきて私を見付けるとニコニコ笑いながら話し掛けてきた。何を喋っているのか相変わらず解んな~~~い!
無視すればいいのに、就職先もその後のお水も風俗も所謂『接客業』・・・・・長年の悪い癖で話し掛けられると反射的に、営業スマイルで応対してしまう。
おかげで『勘違い』させてしまう事も確かに多い。
外を救急車が通る。
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
救急車の音声が聞こえる度に『HRちゃん』が返事をする。
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
「右に曲がりますご注意下さい」
「はい。注意します」
律儀に応え続ける。
二十五日目
朝から早速ロビーへ。今日から食事は食堂で他患者と一緒に食べる。
水筒ゲット! 税込み105円です。
「じゃあこれで名前書いてくださいね~」
看護師にマジックを手渡され、水筒に名前・・・・・・は嫌いなので絵を描きました。ドクロの絵です★ 私のだと判ればよし!
昨日に引き続き色々観察。結構みんな気軽に話し掛けてくる。
二十代の女性がゆっくりと近付いてきて『初めまして『HY』です。よろしくお願いします』と書かれた紙を貰った。この紙が可愛い♪ パンダの形に折られた折り紙だ~。今でも持っていますよ『パンダちゃん』。
『MK』と言う坊主頭のおっちゃんがよく話し掛けて来るのだが、訛りと喋り方と『アレ』なのも相まってほとんど何を喋っているのかが解らない☆
私がロビーの端の端でしゃがんで考え事をしていると『MK』が部屋から出てきて私を見付けるとニコニコ笑いながら話し掛けてきた。何を喋っているのか相変わらず解んな~~~い!
無視すればいいのに、就職先もその後のお水も風俗も所謂『接客業』・・・・・長年の悪い癖で話し掛けられると反射的に、営業スマイルで応対してしまう。
おかげで『勘違い』させてしまう事も確かに多い。