自殺旅行
第2章 自殺旅行
攻防戦は私の勝利!ついにババアから1袋の値段を聞くことに成功しました!
「1袋だと400円になるよ?」
わぁ~~~~~~~~い!本当にたっか~~~~~い☆
いったい全体何がどうなってどうやったらそんな事に・・・そんな値段になるのかさっっっぱり解らないのだが、どうでもいい。
死に行く私にとっては取るに足らないほど些細な事だ。
「ありがとうございました~」
婆さんは丁寧に頭を下げて見送ってくれた。
500円玉を渡し、尚且つ「お釣りは要らないですよ」と言って私は飴を1袋買って階段を下りた。
どの子にしようかな~~~♪どの子も手作りだけあって微妙に僅かに違う。
行きに寄ったお土産屋で私は『神使』を見つめる。可愛い過ぎます!
これでもかと言うほどに真剣に慎重に選ぶ。だって最期の買い物だよ?最期の物欲だよ?
最後の最期まで物欲まみれの自分を笑うのも最後。
「この子下さい!!!」
嬉しい・・・嬉しい・・・嬉しい・・・・・。
買っちゃった。
もうあと死ぬだけなのを承知で買っちゃった。・・・・・・・・嬉しい。
小さな『神使』が入った小さな箱をバッグにしまい込んだ。
これでもう、本当に満足だ。
他には何も要らない。あとはもう。
死ぬだけです。
「1袋だと400円になるよ?」
わぁ~~~~~~~~い!本当にたっか~~~~~い☆
いったい全体何がどうなってどうやったらそんな事に・・・そんな値段になるのかさっっっぱり解らないのだが、どうでもいい。
死に行く私にとっては取るに足らないほど些細な事だ。
「ありがとうございました~」
婆さんは丁寧に頭を下げて見送ってくれた。
500円玉を渡し、尚且つ「お釣りは要らないですよ」と言って私は飴を1袋買って階段を下りた。
どの子にしようかな~~~♪どの子も手作りだけあって微妙に僅かに違う。
行きに寄ったお土産屋で私は『神使』を見つめる。可愛い過ぎます!
これでもかと言うほどに真剣に慎重に選ぶ。だって最期の買い物だよ?最期の物欲だよ?
最後の最期まで物欲まみれの自分を笑うのも最後。
「この子下さい!!!」
嬉しい・・・嬉しい・・・嬉しい・・・・・。
買っちゃった。
もうあと死ぬだけなのを承知で買っちゃった。・・・・・・・・嬉しい。
小さな『神使』が入った小さな箱をバッグにしまい込んだ。
これでもう、本当に満足だ。
他には何も要らない。あとはもう。
死ぬだけです。