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自殺旅行

第2章 自殺旅行

が・・・・・・『保健所』の方々は刑事以上のしつこさで・・・・・・。粘る粘る粘る粘る粘る粘る粘る粘る粘る・・・・・・。

熟女ぐったりです。げんなりです。

しーかーもー、追い討ちを掛けるかのごとく刑事も参戦! 看護師も参戦! 医師も参戦! って・・・・・・Wao!!! 敵しかいないじゃん!!!

『生きろ教』『死ぬな教』に囲まれた!!!!!!!!!

・・・・・・・・結論から言っちゃうと折れるしかなかったんです。頑張ったんだけどね・・・・・・熟女の体力、精神力共に残り僅かなんです・・・・・・。

熟女は疲れやすい生き物ですっ!

多勢に無勢。酷い・・・・・・苛めです! いい大人達が寄ってたかって熟女苛めです! うわーーーーーーーーん!!!





「は? ・・・・・・措置入院?」

初めて聞く言葉だった。保健所の方が言った『措置入院』勿論意味なんて知らなくて。

「入院? ・・・・・・いいです。死にたいので。それに私、お金ないですので遠慮しておきます」

「大丈夫ですよ。措置入院というのはお金が掛からないんですよ」

「はあ、でも、いいです。私ここから出たいだけですから。本当に遠慮しておきます」

私には色々と理解が出来なかった。

初めてだらけの自殺旅行。思考が全く追いつかないのは大量に飲んだ眠剤のせい? それとも首絞めのせい? 元来の頭の悪さも輪を掛けているのだろう。

「では・・・・・・縛ってでも措置入院とさせていただきますが、宜しいですか?」

医師が言った。

はぁ?! バカか?! アホか?! 宜しいわけないじゃないですか~~~?!

えっっっっっ??? なに??? その本当の強制・・・・・・的な・・・・・・???!

マジで?! マジですか?!?!

・・・・・・どうやらマジみたいです。

もう折れるしかないんだ・・・・・・。暴れたくても上手く身体動かないんだよ~~~~~!

敵達は勿論、まさか自分の身体も言うこと聞いてくれないなんて・・・・・・。

トイレに行くのも、車椅子に乗せられるほど足腰ほとんど力入らず・・・・・・。

あっ・・・・・・車椅子に乗ったの初めて♪

救急車にも乗せられたらしい。わ~い♪ 救急車も初めてだ~♪ ・・・・・・覚えてないのが悔やまれるけど。


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