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自殺旅行

第3章 独房生活


四日目


蛇が・・・・・・もう・・・・・・あんなに居たのに。あんなに元気いっぱいだったのに・・・・・・。もう僅か20匹もいない。

元気もなくノロノロとなんとか動いてます・・・・・・程度に。薬が抜ける。脳ミソが少しずつ動き出す。

朝食。マグカップ二つ。牛乳。

マグカップ??? はて? 何だろうこれは? 触ってみた。・・・・・・温かい。開けてみた。・・・・・・具なし味噌スープ! 粒なしご飯! 重湯ってやつかな? 興味が少し湧きました。

・・・・・・・・マズ! Mazuiiiiiiiiii!!!

なんじゃこりゃ?! 重湯マズ! くそマズ!!!!!!

はい! ごちそーさん! い~らね~~☆

牛乳はいつも通りトイレへあばよ!

「・・・・・・少し食べました?」

「・・・・・・はい」

返事は適当に! だって面倒くさいんだも~~~ん♪





おや? 今気付いたけど何か、紙が・・・・・・書類だ。ベッドマットの上にあった書類を手に取った。

なんだろな~~~?

『隔離を行うに当たってのお知らせ』

『仮名殿』

『平成23年 10月14日』

アハハハハ!!! 凄い! 凄い! 偽名だ~~~!・・・・・・・・・・って?! か、かかかかかかかかかか隔離?!?!

隔離?!隔離いいぃぃぃぃぃ?!?!

えっ?! 私隔離されてんの?! えっ?! えっ?! えぇっ?!?!今! たった今知った!!!

隔離いいぃぃぃぃぃーーーーー?!

部屋を見回す。相変わらずの独房だ☆

『隔離』という言葉がピッタリじゃな~~~い♪

オー! イエーーーイ! 初めての・・・・・・

K・A・K・U・R・I★

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