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自殺旅行

第3章 独房生活


会話。ヒョロ助からの質問に私が気ままに答えたり答えなかったり・・・・・・。内容はうろ覚えだが、「どこから来たのか」「一人で来たのか」「旅行か」・・・・・・みたいな。

警察と言い保健所と言いヒョロ助と言いみんな似たり寄ったりの質問で、なんと言うか・・・・・・飽きたーーーーー!

そして皆さん最後の方で、一番ソレが聞きたかったんだろう? とツッコミたくなる質問が・・・・・・。

「どうして・・・・・・死のう・・・と?」

それからもう一丁!

「今も・・・・・・その・・・・・・死にたい?」

遠慮がちに聞いてくる。

ま、ね。警察、保健所、看護師、主治医らはそれを聞くのも『お仕事』みたいなものだもんね。

が、一般人も聞きたがる人、多いんだよね~~~。不思議だわ~・・・・・・あんたらに言っても仕方ないじゃん。ただの野次馬じゃん。な~に? 何でもかんでも知らないと気が済まないの? 理由なんか放っとけや!!!

わたくしそう言う考え方ですので、ヒョロ助にもナ・イ・ショ☆

「今も・・・・・・?」の質問は、イエス! 超いい笑顔で答えるほどイエス! イエス! イッエーーーーーーース♪

一度くらい吊ってみたいんだよ! すんごい調べたんですよ! 私! その調べた結果、初めてなのに上手に飛べたんですよ! 『オエオエ』も『グエグエ』もなく!

その成果、試してみたいじゃ~~~ん♪

さあ! あとは本番! 『首吊り』をするのみなんですよ!

そこんとこ誰も解ってくれないのが・・・・・・もう・・・・・・。

「生きていれば何か良いこと有るかもしれませんよ~?」

言っちゃた~~~。ヒョロ助てんて~言っちゃた~~~。はい! 終了~~~。

もうね、その言葉もね・・・・・・聞き飽きた!!! どいつもこいつも・・・・・・まったく!同じセリフばっかり。

飽きたんだよ!!! もっと捻れ!!!オリジナリティーを出せ!!!

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