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自殺旅行

第3章 独房生活


わたくし、そこそこ人生楽しんできました。良いこと、悪いこと両方有るのも知っております。

で、もういっか~~~♪ まあいっか~~~♪ 的に自殺を決行したのですよ。

自分の命。最期も自分で決めさせろ!って、こう言うと必ず、

「親から貰った大事な~うんたら~かんたら~・・・・・・」

って言う人が出てきます。はいはい。それももう聞き飽きましたから~。なにソレ? マニュアル? もうちょっとさ~『自分の言葉』ってないの?

私は今のところ『納得する説得』を聞いた事がない。

ありきたりのやっすい言葉しか聞いた事がない。





夕食。液体を半分ほどトイレに捨てる。こうすれば食べたように見えるでしょ?



私を挟んで『大きな独り言の女性』と『歌う男性』が会話をした。

「俺な、明日ここを出れるんだ!」

「へぇ~~~いいな~。あたしはもうちょっと・・・・・・かな~?」

どちらも羨ましい。

私はいつ? 出るにはヒョロ助の許可とかが必要なのかな?




就寝前。

蛇がいない。一匹もいない。もう見えない。

私も早く居なくなりたいな・・・・・・。








五日目



朝食。重湯を少し飲んだ。不味い。牛乳はこの日から飲み始めた。

女性の独り言と男性の歌声。この歌声ともお別れか・・・・・・私も早く。

検温が終わると看護師が、

「お風呂行きましょう~」

と。そう言えば何日入ってない? 看護師に連れられて『小浴室』に入った。自分のお風呂セットがないため、病院のをお借りした。

「内鍵しっかり閉めてくださいね?」

そう言うと看護師は出ていった。

どのくらいぶりかしら? 痛む身体でゆっくりと服を脱いだ。

おぉ~~~~~~~~?! 僅かに付き始めていた『熟女肉』がなくなった!

イヤッホ~~~イ♪ 痩せた痩せた♪ 食べてませんから☆ ・・・・・・・・うわ~お・・・・・・ノーブラ生活で胸が垂れ始めているよ★ ま、いいか~~~。もうお仕事してないし☆

って言うか、死ぬし♪

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