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自殺旅行

第3章 独房生活




六日目



チビりチビりと液体を口にし出す。相変わらず不味い・・・・・・。

いいんです! 私『餓死』希望じゃないから! 『首吊り』希望ですから!!! 体力はあって邪魔になるものじゃないし!

右隣の独り言の女性はどうやら女子高生だったみたいだけど今日、独房を出るらしい。

いいな~~~~~・・・・・・。










昼過ぎにヒョロ助タイム♪

「私いつここから出られるんですか?」

「いつって・・・・・・う~~~ん・・・・・・まだ、だね・・・・・・」

「まだ・・・・・・。何でですか?」

「何でって・・・・・・仮名さんあなた・・・・・・またやるでしょ?」

「・・・・・・やるもなにも・・・・・・私まだ何もやってません」

「やってないって・・・・・・」

「やってません。練習・・・・・・ちょ~~~っと練習してみただけです☆」

「ちょっとって・・・・・・。練習って・・・・・・。跡、付いてるじゃないですか」

「これは、初めてだったから・・・・・・加減が分からなかっただけです★」

「加減・・・・・・。危なかったみたいじゃないですか。・・・・・・もう少しで・・・・・・」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

もう少しで、なんだ? ・・・・・・そりゃ逝けたらラッキー♪ とは思ったよ!

「ああ・・・・・・逝けたら儲け・・・・・・とか?」

ニヤリ・・・・・・。おいっっ! 今絶対! 『ニヤリ』としたよ!!! この子なに?! なんなの?!

あれ? 私・・・・・・表情に出てた?


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