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自殺旅行

第3章 独房生活


七日目



スゲーな・・・・・・。一週間も寿命が延びているよ。

・・・・・・・・・・無駄だよ!!!ロスタイム長くない?! ちょっと! 私の寿命延ばしてもしょうがないでしょう!!!

神!!! 仏!!! ふざけんな!

・・・・・・いや、私の魂欲しくないのは分かるんだけど! ねえ! 頼むよ! 来世とか天国とか地獄とか望んでないから! 消滅でお願いしますから! 全然『無』でいいんですよ!

だからお願い死神さま★ 早くあなたに会・い・た・い・の♪






外来だったようで、夕方頃
ヒョロ助タイム♪

私の仕事の話になったのはこの辺りだったと思う。

「お仕事とかは、なにしてました?」

「お水とか風俗です☆」

「えっ?! あっ!・・・・・・ああ、そう・・・・・なんですか・・・・・・」

面倒くさい上にどーーーでもいいので、隠すことなく言っちゃいます★ 今となっては『元風俗嬢』ですが何か?

歳も歳なので若妻・人妻の『熟女店』で働いていました★

ちょっと困ったような小動物。ヒョロ助てんて~。

そのあと『生き甲斐』のお話やら『違う他のお仕事やってみたら?』とか説得? ・・・・・・う~ん・・・違うな、提案? みたいな話をしていたけど、すみません! 興味ないで~す♪

「あの~私、普通に就職もしていましたから・・・・・・35年間そこそこ楽しんで来ましたので・・・・・・」

「ああ、そう・・・・・・なんですか。・・・・・・・・」

「はい。・・・・・・・・・」

「う~~~ん・・・・・・・・・・・・あ、そうだ。あなた・・・・・・本当に・・・・・・『仮名』さん?」

「はい。そうです」

ビビビビビビビビビビ! ビックリしたーーーーー!!! 突然の質問。私は上手く返事出来た・・・・・・よね?

平! 常! 心!!! 自分に言い聞かせる。

「・・・・・・ふ~~~ん・・・・・・そっか・・・・・・」

分っかりやすいなぁ、ヒョロ助くん。明らかに疑ってんじゃねぇか!

あーもう!!! ヤダヤダ!!!

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