自殺旅行
第3章 独房生活
「こんなのしか今はないんだが・・・・・・飲むか?」
「なにそれ? 」
「ヨーグルトサワー。飲むヨーグルトだよ・・・・・・飲むか?」
「うん飲む。ご飯は?」
「あ~~~、あと四時間後くらいだな・・・・・・我慢してくれよ?」
「うん! 分かった!!!」
看護師が去ったあと『K』は愚痴り始めた。
「・・・・・・ヒドイ! ご飯くれないなんて! ヒドイ! 酷すぎる!!! お腹空いたのに~~~~~!! だいたいココどこだよ?! ・・・・・・出せよ・・・・・・出せよ・・・・・・出せよ・・・・・・」
そしてヒートアーーーーップ!!!
「出せよ・・・・・・出せ・・・・・・出せ・・・・・・出せ、出せ、出せ、出せ・・・・・・だあぁぁぁせえええぇぇぇぇーーーーー!!! 出せよーーーーー!!! 出せ!! おらっ! 出せよ! 来いよ! 出せよ! 来いよ!出せよ! 来いよ! ううぅぅぅぅ・・・・・・わあああああぁぁぁぁぁぁぁぁああああああぁぁぁぁああーーーー!!! ¢$℃§◇▼※Å♭§!!!!!」
ウフフフフ・・・・・・わたくし・・・・・・おかしくなってもよろしいかしら☆
『K』が叫び、暴れる度に看護師は小走りで鉄格子の向こうを駆けていく。「ごめんね」と、私に手を合わせながら。その度に苦笑し合う私と看護師。
夕食。
「今度は溢さないでね? これ食べなかったら次は明日の朝になっちゃうからね?」
「うん! 分かった!!!!!! いただきま~~す!!!」
そんな会話を聞きながら私も不味い液体を口に含む。
夕食後も『K』は変わらないハシャギっぷり☆
叫ぶ! 叫ぶ! 叫ぶ!!! 暴れる! 暴れる! 暴れる!!!
彼女の体力はどうなっているんだ? まさか・・・・・・まさか、無限じゃ・・・・・・ないよ・・・・・・ね?