自殺旅行
第3章 独房生活
と言うことでココ、キチガイ病院にぶち込まれ隔離されている私は世間一般から『キチガイ』と認定されました★
正常な健常者を保護室に閉じ込める訳にはいきませんものね~♪
「さて・・・・・・もう十一日経ちましたね。・・・・・・どうですか?」
相変わらずの穏やかさでヒョロ助が聞いてきた。
「どうって・・・・・・どうもこうも・・・・・・出たいです。早く」
「でしょうね~・・・・・・。でもね? 前にも言いましたけど今あなた『措置入院』って言う入院形態なんですよ。で『措置入院』から一気に退院ってわけにはいかないんです・・・・・・決まりなんです」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そうこれが非常に! 厄介!
・・・・・・無知は罪なんて、本当にそうだ。私は何にも知らないで・・・・・・よく理解もしないで、ほいほい・・・・・・ではないが、連れられぶち込まれ・・・・・・。
二日、三日くらいで出れるだろう~♪
なんて軽く考えていた無知な自分をぶっ飛ばしたい!!! 思いっきり!!! マジでっっっっっ!!!
『措置入院』の人が退院するにはまず入院形態を『医療保護入院』というものに変えなければいけないらしく・・・・・・。私だってとっとと変えたいよ!!! でもね・・・・・・『医療保護入院』に変わった瞬間から『医療費』が発生いたしま~~~す¥
金ねえーーーって言ってんだろうがよ!!! 保険証は身分証もろとも捨ててきたっつーーーのっっ!!!
「ね? ねえ? ねえ? 仮名さん? 『医療費』って、結構高いんですよ? 払えます? 保険証とかもないんでしょう? 負担額・・・・・・凄いんですよ?」
うああぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!
くぅああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!
ムカつく! ムカつく! ムカつく! ムカつく! ムカつく! ムカつく!
MuKaTuKuぜぇぇぇーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!