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自殺旅行

第3章 独房生活



「いやいや本当は・・・・・・○○○○さんじゃ・・・・・・」

「仮名です」

うわぉっっっ?!?!?!?!?!

ビックリしたーーーーーー!!!

大当たりじゃないか!!!!!!

なに?! なに?! どうして判った?! ・・・・・・携帯は・・・・・・○○カードをあの晩どこかにやってしまったらしく使用不可のはずだし・・・・・・。

ニヤつくヒョロ助。

ヤバ・・・・・・顔に出ちまったか?

「ね? ね? いいじゃないですか~~~・・・・・・本名・・・・・・言っても。ね?」

「仮名です」

「またまた~~~。○○○○さん。・・・・・・ね?」

「・・・・・・仮名です」

「ふ~~~~~~~~ん・・・・・・。いいんですよ ~? あなたがいつまでもココに居ても。わたしは構いませんよ~」

余裕しゃくしゃく。笑顔のヒョロ助。・・・・・・あぁもう・・・・・・・ムカつく。

「仮名です。・・・・・・私、仮名です!」

もうね自分でも思ったよ・・・・・・この言い方じゃ偽名ですって白状しているもんだよな・・・・・・って。

ヒョロ助のにんまり顔。・・・・・・ええ、もう、それこそめっちゃエエ『にんまり顔』そして高笑いしながら出て行くヒョロ助。

「じゃあわたし行きますよ? ・・・・・・○○○○さん」

「仮・名・で・す!!!!!!!!!」

ムキイイィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

チクショウ!!! あのクソガキィィィィィ!!!!!!!!!






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