自殺旅行
第3章 独房生活
さほど用がなくても『主治医』は『担当患者』の様子を見に来ないといけないんだな。
「申請始めましたから。・・・・・・○○さん」
「私、名字嫌いなんですよ」
「なんでですか~? いいじゃないですか~」
いつにも増して穏やかなヒョロ助てんて~。ま、私に対する第一段階は勝利を収めたのだからそりゃもう穏やか~・・・・・・だよね。余裕だよね~。
・・・・・・・・・・ム★ カ★ つ★ く★
取り敢えず申請が通るまではな~んにも動きはないので、他愛ない話をしてヒョロ助タイム終~~~~~了♪
私のような健常者・・・・・・今やただのホームレス☆ そんな熟女の相手をしているほどヒョロ助てんて~は元々お暇じゃない人なんですよね。
ヒョロ助てんて~を必要としている人は大勢いるのです! 本当に・・・・・・・お手を煩わせて申し訳ない!!!
・・・・・・マジで思っているのですよ? 信じてはもらえないでしょうが☆
右の隣の隣に『M』ご入居。お爺さんのようです。