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恋は甘い香りと共に

第2章 天気、あらし。





そして三人を振り返った。



「投げちゃった事は真面目に謝ります。でももうあたしに干渉しないで下さい。さっきの校門のときみたいな事とか本当迷惑なんで。...じゃ」



それだけ一息に言って私は図書館から走り出た。



後ろから誰かが追いかけてくる気配はない。



多分この人達とはもう関わらないだろうな。



所詮雲の上の人達だし。




まあ顔だけの最悪な人達ってトコよりはちょっとランクは上がったけど。



苦手なもんは苦手だ。



あー...教室に帰るのが怖い。



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