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恋は甘い香りと共に

第2章 天気、あらし。





クラスの人達の目が痛いぞ....



「あらしちゃん」=私 だっていうことは多分あの昇降口らへんにいた人なら判っちゃってると思うし。



そんな事を考えながら足を動かしているとすぐに教室に付いた。



中では未だHRは続いてる。



私は少しだけ深呼吸をして後ろのドアを開けた。



「...すみませーん。遅れました...」



途端に教室の空気が変わったのが判る。



特に女子。



「おー。珍しいなお前が遅刻なんて。髪の毛乱れてるぞー。寝癖直す余裕くらいもって起きろよ」



がっはっはと何が面白いのか笑い声をあげるmy HR teacher 。




...先生。お願いだから空気読もうよ。



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