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恋は甘い香りと共に

第2章 天気、あらし。




担任はまだいろいろ語っていて(諸連絡はとっくに終わっているというのに)終わりそうに無い。



まあ今だけはそれに感謝。



終わったら多分、遥の追求がすごいだろう。


既にこっちに凄い視線送ってきてるし。


ガン見を越えた何かがあるよ、もう。



小さくため息をついたとき、HRの終了を告げるチャイムが鳴り響いた。


話が中途半端な所で終わってしまい残念がる担任を残して教室は一気に騒がしくなった。



そして。



「杏里!ちょっと朝の、どーゆーことよ!?」



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