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恋は甘い香りと共に

第2章 天気、あらし。





まったく頭にくる。


何、人のこと馬鹿にしてんのか!


「…いやそういう意味じゃなくてさ」


「は?」



「ふつーに凄いなって」



一気に顔が火照った。


な、な、なんだこの男は!


そして何故高鳴る私の胸!




「べっ…べつに凄くなんかないし…」



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