テキストサイズ

恋は甘い香りと共に

第2章 天気、あらし。




私の声は届かず(届いているんだろうけど華麗にシャットアウトされてるね、これは)藍川は私が作った切り干し大根を口に放り込んだ。



...なにこれ。


緊張するんですけど!



てか誰かに食べさすために作ったんじゃないし、味がっ...



「...うまっ」



大きくひと鳴り。



心臓が飛び跳ねた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ