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恋は甘い香りと共に

第2章 天気、あらし。





「たっだいまー!」



「あらしちゃんただいまー!」



藍川に見とれていると図書室の入り口から騒がしい二人組が駆けてきた。


金山くんはちゃっかり私の隣に陣取り、早速コンビニの袋からミルクティーを取り出している。


「しょーちゃん!あれあれ!貸して!」


「ちょい待てよ、持ってきたの俺だぞ!」



...なんか一気に図書室がにぎやかになったな。


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