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恋は甘い香りと共に

第2章 天気、あらし。




そうぼんやりしていると目の前に見慣れたロゴで視界がいっぱいになった。


「ふぇっ!これお店の!」


それは家の店のパンフレットだった。


「へっへー。昨日帰り際貰ってきたんだよねー」


「しょーちゃん本当ナイス!で、ここの隅っこにさ、配達承りますってあるじゃん」


...なんだかとてつもなく嫌な予感なんだけど。



ここは話をそらして....


「やばっ!今日『りんごりら』の日じゃん!録画忘れ」


「配達頼みたいんだけど!」



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