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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり



ぼんやり眺めているとちょうど女の子たちの壁の隙間から3人のうち1人が見えた。


とゆうか、目があった。


藍川湊人。


クール系イケメンというらしい。


ちょっとふわふわした短めの黒髪、切れ長の目、すっと通った鼻。


顔が整ってるなんてもんじゃない。


男にあまり興味のない私からみてもかなりの美男だと思う。


ただ残念。


あたし、他の女の子たちと違って顔だけのあなたたちみたいなの好きじゃないんだよね。


合った目を自らはずして(はずすついでにちょっと睨んで)また腕の中に頭を戻した。


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