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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり




「ミナト、あんな事普通しないよ。ショウちゃんならしょっちゅうだけど」



ショウちゃんって翔のことか。



「翔ね…。さっきウチのコに手え出してたから蹴り飛ばしちゃったよ」


ああ…


翔のこと思い出したらイライラしてきた。


拳を握りしめる。



「え?け…けり?」



「うん、蹴り」



…顔面は外したけどさ。



腹に入った瞬間は爽快感半端なかった。



「…あらしちゃん、やるね!もっと蹴ってやってよ」




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