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同居人

第2章 待っていてくれる飼い人



…優に

バレたら
どうしよう…


「俺、なーちゃんといると気分が浮く」

ドキドキ

「なーちゃん大好き」

ぎゅっと
優の腕に
抱きしめられる。

私も優の体に
手をまわした。


ギュッ…

私も優を抱きしめた。


男の子と
こんなことするの
いつぶりだろ…


優は愛おしそうに
私を見て
おでこにキス…

された・・・


「優」

「?」

「キスしたでしょ」

「うん」

私は拳を優に
ふろうとした。


…けど

優に止められた。


「二回も同じ事はさせない」

優が私の上に
乗っている状態。


「そんな強気な、なーちゃんも好き」

優は私の首筋に
吸い付いた。


「……っ」

そうしたら優は
また私の隣に
寝転んで
抱きしめてきた。



…これじゃ

まるで…




恋人じゃない

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