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同居人

第2章 待っていてくれる飼い人



もう夜遅いと

いうことで

なーんか…眠い……


半分フラフラ状態で

部屋のドアを

そっと開けた。





「ふわあー」


ソファーに

飛び込んだ。


その時私の

頭上から声がした。








「おかえり!!なーちゃん!!」


見ると横には優…



「…寝てなかったの?」


「うん。ねーねー!!俺、お腹空いたぁ!!」

「なんか食べなかったの?」


「だってなーちゃんのご飯が食べたかったもん」


私がする質問

一つ一つに優らしい

返事が返ってくる。


…それが なんだか

すごく嬉しくて

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