
同居人
第3章 憂鬱なお誘い
もう!!
何でそうなるの!!
「私…独りでも入れるし…」
「俺、なーちゃんの話聞いたよ?なーちゃんも俺のいうこと一つくらいきいてよ」
「誰も聞いてなんて言ってない!!」
「……こういう時に素直じゃないなーちゃんはちょっと嫌だ」
すると優は
私を抱き上げて
風呂場に連れてった。
「や…優…。ちょっ…ちょっと待って」
「だめ」
私のシャツの
ボタンを丁寧に
外していく優。
「わ…わかったから!!お風呂、一緒に入る!!」
「…ほんと?」
ピタリと止まる
優の手。
「う…うん。…でも体にタオル巻くから。優もちゃんとタオル巻いてよ?」
「……ちぇっ」
おいおいおい!!
まさかお互い裸で
入ろうとしてたんかい!!
