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俺らは近くのファミレスに寄った


　「１人一品なww」


　「はぁ？
　　何でなんすか？」


　「嘘だよww
　　5品までな」


　「おっしゃーーーー」


みんな本当に5品ずつ
メニューから選び店員に注文をした。


　「ほんまに頼むか？」


直也さんがため息混じりに言った


　「いっただっきまーーす」


みんながもりもりと食べる中俺は考えていた




なぜ、あの時あの女の声がしたのか…




　「おい…湊？」


　「あ………すいません」


俺は目の前にあるスパゲティを口に運んだ




俺たちは腹がいっぱいになって
ファミレスを出た



　
　「ほんと金無くなった…」



直也さんが財布の中を見ながら呟いた



　「おい…あれ」


遙人が指さす方を見ると
１人の女が不良に囲まれていた



　「おもんないことしてんなぁ」







ん……………あの女。