トライデント
第9章 開戦、そして…
アイオス「デイジー、扉が…、ぐわあ!!」
デイジーに振り返った瞬間、アイオスに闇のオーラが纏う。
デイジー「あ、アイオス!!」
アイオス「ぐ、う、身体が、身体が動かない。デイジー、うおお…。」
そのとき、デイジーの横に少女が現れた。
デイジー「ぺ、ペルセポネー!?あなた、ハーデスと共に出てた…。」
ペルセポネーが現れたのだ。
ペルセポネー「作戦は成功ですね、姫様。くすくす。」
ペルセポネーが不気味に微笑むと、冥界をさまよう者達がアイオスを囲んだ。
アイオス「デイジー!なんなんだこれは!!うおお!!」
闇に包まれて苦しむアイオス。
デイジー「ペルセポネー!やめ…、!!」
刹那、ペルセポネーが小声で言う。
ペルセポネー「あら、マコレやペルセウスも魂のない抜け殻にして操りましょうか?」
デイジー「……!!」
デイジーは絶句した。
ペルセポネー「作戦は大成功です。デイジー様、この者はどういたしましょう?」
笑顔で闇のオーラを操りアイオスを苦しめるペルセポネー。
アイオス「うおお、デ、デイジー…。」
ペルセポネー「まだ分からないの?アイオス。あなたは罠にはまっているのよ?」
アイオスに衝撃が走った。
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