テキストサイズ

トライデント

第10章 変わりゆく世界



イオ「なんでそんなことを…。ゼウスを説得しなければ、戦争が…。」




レヴォン「戦争はもう始まっている!現にお前達は攻めてきてるではないか!!」




レヴォンは昔のこともあってかイオに怒っていた。





イオ「もう、何を言っても無駄なのね。レヴォン…。昔のあなたはそんなものに縛られるような人ではなかったのに。」




イオは悲しい顔をする。





イオ「縛られてなどいない。解放するんだよ!さあ、茶番は終わりだ!やれ!リディアよ!」






リディア「はい、」





リディアが返事をすると同時にアテナの兵士達も構えた。






「さ、させるかあ!!」



「うおおおお!!」



リディアの不気味なオーラから何かを放つということを感じ取ったアテナの兵士が束になって襲いかかった。







レヴォン「さあ!!リディア、目を開き、皆殺しにしてやれ!!」






リディアは、目を開いた。







キーーーーーーー…。







兵士達の悲鳴が、平原に響き渡った。





閃光がほとばしるなか、イオはペガサスをかばっていた。









イオ「みんな伏せて!!彼女の目をみてはいけない!!!」





……………、

ストーリーメニュー

TOPTOPへ