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ﾘﾃﾞｨｱ「レヴォン様、大丈夫ですか？」



リディアはレヴォンに肩をかして、どうにか近くの洞穴に運べた。





ﾚｳﾞｫﾝ「役に立たぬ契約だな。肝心なときに…。」




リディアは笑みを浮かべて言う。




ﾘﾃﾞｨｱ「大丈夫です、アテナは間もなく死にます。」






ﾚｳﾞｫﾝ「なに？」



レヴォンはリディアに聞き返す。




ﾘﾃﾞｨｱ「この蛇に宿る猛毒を埋め込んでおきました。さあレヴォン様、復讐は完了です。今はゆっくりお休みください。」





レヴォンはリディアにそう言われると、ふっと気を失った。





残酷ではあるが、自分の神殿のことを考え無理をしてきたレヴォンが少し安心したのだ。





ﾘﾃﾞｨｱ「レヴォン様、ごゆるりとお休みに…。」




リディアはレヴォンに膝枕をしてあげた。