トライデント
第11章 禁断の力と希望
アイオス「デイジー、なにがあったんだ?」
デイジーは表情を変えない。
デイジー「なにもないわ。ただ、仲間にならないとあなた達は死ぬ。」
キースは怒鳴る。
キース「ふざけるな!!最強の国なら、正々堂々と戦え!!」
デイジー「あと9日、あなた達を死なせたくないの。」
デイジーはそのまま出て行った。
アイオスはなにかおかしいと思っている。
アイオス「デイジーの裏で、やはり何かが動いているらしいな。」
キース「バカな!?アルテミスほどの神を凌ぐ者が!?あの少女ですらそこまでの力はないかと。」
アイオス「もしそうだとしたら、こんなところでじっとしている訳にはいかんな。」
ガチャガチャと鎖をいじって外そうとするが、はずれる気配はない。
アイオス「ち、ちくしょう!!!」