
トライデント
第11章 禁断の力と希望
ペルセポネー「くすっ、あのアーレスとヘーパイストスやるじゃない。さすがデイジーのボーイフレンドね。」
ペルセポネーはデイジーに意地悪そうに話しかけた。
デイジー「どうして…、こんなひどいことを。」
ペルセポネー「ハーデスが喜ぶからよ?しかもしくじってもアテナの兵を2人も倒せる。最高じゃなくて?」
ペルセポネーは高らかに笑った。
キッと、デイジーはペルセポネーを睨んだ。
ペルセポネー「あら、いいのよ?この国の死霊をまた増やしてくれるつもり?」
デイジーはペルセポネーの民の人質の発言にはかなわない。
唇をかみしめてアイオスを見守るしかなかった。
ペルセポネー「それでいいのよ。どうせ戦いもできない神の大将なんだから。」
