トライデント
第3章 皮肉の再会
ハーデス「なんだあ、うっとおしい光だなあ。いいだろう、殺してやるよ。」
ペガサス「面白い!」
ゲオルグ「よせ!」イオ「やめなさい!!」
2人は両者を止めた。
ハーデス「ちっ!なんだゲオルグ、なぜ止める!?」
ゲオルグ「もう一人の神を忘れている。一応一通り吟味するべきだろう。冥界に送るのはそれからでもいいんじゃないか?」
ハーデス「ふん!まあ、いいだろう。ん?」
ハーデスはアイオスの身体を起こし、泣いているデイジーをちらっと見た。
ハーデス「ふん、仮にも神の称号をなんでこいつが受け継いだんだ…。」
ゲオルグ「む、ハーデス、もう一柱が来たようだ。」
ペガサスを止めていたイオの背後にアポロンはきた。
ゲオルグ「っ!…イオ、心して見ろ、背後に立つ男を。」