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トライデント

第3章 皮肉の再会



レヴォン「俺はこの世界をみた。イオ、デイジー、お前達も見ただろう、あの哀れや人々を。いや、お前達はまだ裕福な神殿なのかもしれん。だが俺の国の人々は絶望していた。」



イオ「何が…、何があったの??」



イオは信じられない。



レヴォン「人が死んでるのを見た。殺し合いを見た。混乱する国をみた。悲しむ家族をみた。力のない国だった。」




?「そして、光を、太陽のような光を与えてくれたのが、レヴォン様でした。」



イオ「あ、あなたは?」



レヴォンの後ろから髪の美しい瞳を閉じた女性がでてきた。

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