あたしのミチ、時々オトコ。
第1章 17歳・勤労女子高生。
―私とダイちゃんが付き合うきっかけをくれた友達、あっちゃんも
めでたくあの大学生と付き合い始めていた。
『どんな感じ?』
『何が?』
『ダイちゃん』
『あー…』
女同士の話って結構下世話よね。
ダイちゃんとキスした事すら話してなかった私は、
同じバイト仲間だしどうしようかな…と一瞬話すのを迷ったんだけど。
心配虚しく、あっちゃんは自分の近況を話し始めた。
『あたしね、シタよ』
『そうなん?』
『うん…』
『えー、どうやった?どんなエッチするん、あの人』
『んー…普通?』
『普通てなんやねん』
『痛かった、ちょっと』
『えー』
最近の女子高生がどうかはしらないけど、田舎だったしそんなに処女率は低くなかったと思うんだけどね。
『普通』って今考えると、面白い答え(笑)
すごい経験豊富、って感じ。
まあ、ともかく。
あっちゃんが『済』になって、その話を聞いて。
私も漠然と、いつかダイちゃんとするのかなぁなんて思ってた。
初めてキスして以降、私達はいつも別れ際にキスをするのが習慣になっていた。
軽くして別れる事もあれば、いつかみたいに舌を絡める事もあったり。
でも、正直に言ってディープキスの良さなんてあんまり分かってなかったかも。
いつしか、ダイちゃんの手が時々私の胸をまさぐる時があった。
それ以上は進まない。
不器用に揉まれる胸は、最初はあんまり気持ちいいとか無かったんだけど。
次第に大胆になってきたダイちゃんの手で時々、乳首の辺りを指が掠めると―
『ンっ、』
って感覚に襲われる時があった。
そして時々、ダイちゃんの息が荒くなる様になって。
お給料日の翌日―
ダイちゃんが赤い顔で、『今日、行かない?』と指差したのは
あのネオンが光る、ラブホテルだった。
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