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姫凌辱【ファンタジー】

第2章 奴隷姫と貧乏男

なんだこの女、馬鹿の一つ覚えみてえに繰り返しやがって……。

俺は地の利を活かして軽く兵隊どもを巻くと契約書に目を通した。

「せ、セシリア!? 王女様じゃねーか、くそ……」

少し考えればわかるが、俺はヤバすぎる女を買ったんだ。
あのまま闇に葬り去られるはずが、俺みたいなチンピラに出し抜かれたわけだ。

なんの後ろ盾もない俺は王女誘拐の容疑をかけられるか、二人で闇に消されるかだ。

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