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姫凌辱【ファンタジー】

第1章 姫凌辱

「姫様、街で落ち合いましょう。大丈夫です。我々なら必ず生きて隣国の王都に向かいますから!」

サラマンダーの口から焼けつく炎が吐き出された。

空気は燃え上がり、喉が焼けるように痛くなる。

セシリアは何度も後ろを振り返りたい気持ちに勝ち、なんとか一人山道を降りていった。

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