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姫凌辱【ファンタジー】

第1章 姫凌辱

「や、やめてくださいまし!」

セシリアのメロンみたいに大きくて麗しく白い乳房が露わになる。

無数の手が伸びる。

「ひぃっ! わたくしはお姫様ですのよ!」

勝ち気に睨むが、そんな王権制度をあっという間に崩壊させる恥辱。

瞬く間に、セシリアの纏う最高級の、村一つ分の年収など遥かに越える、魔法のローブは無法者によって引きちぎられる。

「やめろぉ! 下民どもぉぉっ!」

心優しいセシリアは身分差別をしたことも、差別用語を使うこともなかった。

なのに、無意識のうちに民をバカにしてしまった。


抵抗しようと思えば逃げられるかもしれないが、不思議なことにセシリアは抵抗ができない。

サインをした書類に魔法がかけてあったのだ。

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