恋愛短編集
第1章 まぁくんの隣
いつもの様なデートの待ち合わせ
まぁくんは案の定、遅れてきた
まあ、いつものことだし…仕方ないか
そう思って、遠くから歩いてくるまぁくんに大きく手を降っている時…
突然、私は吹っ飛ばされた
トラックが私に突っ込んで来たんだって
アクセルとブレーキの踏み間違えらしい
私は即死だった
救急車が到着した時、もう助からない状態で
でもまぁくんは必死に私の名前を呼んでくれて…
それでも私は目を覚ますことができなかった
そんな別れだから未練が残ったのだろう
私は今、魂だけの存在になってここにいる